くらし

大泉ライスセンターの処理量が倍に

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JA梨北(堀川千秋代表理事組合長)では、昭和五十六年に完成した大泉町のJA梨北大泉ライスセンターの老朽化と、収穫した稲の乾燥処理量の拡大を図るため、四月五日、乾燥処理施設を入れ替える起工式を行った。

同ライスセンターのこれまでの処理能力は、日量最大で三十五トンだったものを、日量最大で六十トン処理できるようにするもので、水分量を平均化できる遠赤外線を利用した乾燥機にする。総事業費は約一億五千六百万円。

JA梨北によると、施設が老朽化してきたことと、農家の生活スタイルの変化で、稲の刈り取り時期が、土日に集中する傾向になり、施設での荷受量が限界に達していたことから、米の品質を維持するために乾燥施設の検討を進めていた。

完成は、今年の稲の収穫期前で、新米から対応する予定でいる。