くらし

大泉町の谷桜で、蔵開き開催

nagasaka

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大泉町の谷桜酒造有限会社(小宮山光彦社長)で、恒例の蔵開きが三月五日と六日に開催され、約千三百人の甘党が訪れ、新酒のできに舌鼓を打った。

今回の蔵開きでは、明野町で生産しているサツマイモの「あけの金時」を使った試飲専用酒をはじめ、山梨県工業技術センターが、酒米として推進している「吟のさと」と「改良雄町」を使った日本酒も登場。

また、この季節の定番になっている「桜さくら」、「大吟醸谷桜」、「古銭屋の酒」の計六種が並んだ。

試飲会前のあいさつに立った小宮山社長は、「鬼平犯科帳にイモ酒が出てくるが、このイモ酒に皆様がどんな評価をするのか楽しみです」と語ったほか、古銭屋さくら組という会員制度を始めることを紹介した。

会員制度は、毎年恒例の蔵開きへの優先入場得点や同社が主催するイベント情報の提供などを予定しており、期間は二年としている。

五日の蔵開きに参加した長坂町在住の尾身建夫さんは、「十年以上蔵開きに参加している。社長の話しや雰囲気がとても楽しい」と新酒の味を楽しんでいた。

問い合わせは電話38-2088まで。

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