らいらっくクラブが、ボランティア活動
nagasaka
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県立八ヶ岳自然ふれあいセンターで、九月二十一日に「八ヶ岳環境映像祭2013」が開かれた。三部構成で行われた同映像祭では、第一部に、八ヶ岳野鳥クラブの竹内時男代表を迎え、「清里の渡り鳥からみた世界」を演題に講演した。
竹内代表は、日本で繁殖例がほとんど知られていないジョウビタキの繁殖が、平成二十二年に八ヶ岳で確認され、「ゴドウビタキ」と名付けられたことを紹介。
続いて「いつ鳥が出てきて、どんな種類がいるのかの資料が無かった」と自ら大門ダム(通称:清里湖)の野鳥の生息調査を始めたことを語り、二十年から五年間にわたって行ったデータを元に、大門ダムを訪れた際に、確認できる確率が高い鳥や個体数の中で占める割合が多い鳥として「オシドリ」と「マガモ」で約半数を占めているという。
また、身の回りで撮影したカヤクグリやカワウ、ミヤマホオジロ、ノビタキなどの写真を紹介しながら「豊かな自然を次代に残しましょう」と語った。
このほか、第二部では第十八回アース・ビジョン特別賞の「国境のない鳥」の上映やレンジャーによるガイドが行われた。