11月24日に「上方落語」
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穴山町出身で、峡北地域の教育を発展させたという生山正方(1764〜1830)について紹介する「峡北教育の父生山正方を語る」が、市民交流センターニコリで開かれ、市内外から約50人が傾聴した。韮崎市ふるさと偉人資料館の主催。
当日は、白鳳会の秋山泉会長と韮崎ふるさと偉人研究会の清水一会長を講師に迎え、生山氏が鳳凰山に登った際に書いたという「大鳥ケ嶽(鳳凰山)に遊ぶ記」や生涯、功績などを語った。
はじめに清水会長が、「生山氏は、京都で学問を学び、帰郷すると『稲倉塾舎』を開き、400人の子弟に教養を広めた」と功績を紹介した。
続いて秋山会長は、鳳凰山を登った生山氏の登山ルートを説明し、「祠官でもあった生山氏は、鳳凰山を登頂した際、植物も動物もなにもかも大自然に生かされていることを感じ『ありがとう』と言葉にしたのではないか」と推察した。
ふるさと偉人資料館では、企画展「峡北地域の教育の父生山正方」を3月20日まで開催している。問い合わせは☎21・3636まで。
◎韮崎市の情報は韮崎ジャーナルまで。