「よいしょ」のかけ声、親子で餅つき体験
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東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市の復興を支援する「穴山町サンマ祭り」(同実行委員会主催)が、10月14日、穴山町ふれあいホールで開かれ、炭火で焼き上げる気仙沼産のサンマを味わおうと市内外から多くの人が訪れた。
第5回を数える今年は、深刻なサンマの不漁といわれていたが、例年通り約1300匹を直送で仕入れ、当日は、炭火で焼き、穴山産の白米と地元食材を使ったみそ汁をセットにしたサンマ定食を提供。来場者は秋の味に舌鼓を打った。
また、気仙沼市の水産加工品や被災地応援グッズも並び、売り上げの一部は日本国際ボランティアセンターを通して寄付し、復興に役立てるとしている。
伊藤正大副委員長は、震災の記憶が風化しかけているという現状を踏まえ、「サンマ祭りが、東北に心を寄せる機会になってほしい」と祭りを続ける大切さを語った。
北杜市から参加した松坂陽恵(やえ)さん(21)は「人と人の絆が強い祭りだと感じた。大学で震災ボランティアに参加した経験もあり、少しでも復興の助けになればと思い参加しました」と話した。
同日は、日本国際ボランティアセンターの気仙沼事業担当による「被災地復興支援報告会」も行われた。
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