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年の瀬を迎えた小淵沢町の身曾岐神社(坂田安儀宮司)は、12月27日、境内の8カ所にある注連縄の取替え作業を行い、初詣の参拝者を迎える準備をした。
神事を行ったのち、神職や職員ら5人が、長さ約5㍍で、直径25㌢ほどの注連縄を本殿の注連柱に飾り、火祥殿や瑞祥宮には約4㍍の注連縄を設置した。
注連縄は、全ての不浄や穢れを締め出して、厄やわざわいを祓う結界の役割と、神聖な区域との境界を示す意味があるとされ、同神社では、11月下旬から12月にかけて、注連縄づくりに取り掛かっていたという。
一方、同日は、元旦の初詣に向けて、来年の干支である戌(いぬ)の絵馬を付けた「神通矢」やゆず絵馬が付いた「ゆず矢」などの作製作業が急ピッチで行われていた。神通矢は1500本、ゆず矢は500本準備し、羽子板や熊手などを揃える予定。
今年の三が日の参拝者数は、13万5千人にのぼり、同神社では、「来年は15万人ほどの参拝者を予想している」と話している。
正月三が日は、新春火祥神事を1日7回(午前10時、11時、正午、午後1時、2時、3時、4時)行い、能楽殿では、1日3回の巫女舞が奉納される。問い合わせは☎36・3000まで。
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