地域の高齢者が集い交流、小田川カフェ
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穴山町の社会福祉法人信和会(栗原信理事長)は、10月1日、同町にある障害者支援施設「穴山の里」の敷地内に、入居者や地域住民が利用できる地域交流センター「鳳凰会館」を建設し、同所で竣工式を行った。
鳳凰会館は、木造平屋建て、延べ床面積約420平方㍍。バドミントンやレクリエーションなどができる活動室をはじめ、シャワールーム、休憩室、鳳凰三山などを一望できるバルコニー、空調設備などを設けるもので、総工費は約2億円。
この施設は、スポーツを通したリハビリテーションを可能にする環境をはじめ、災害時の避難場所として施設入居者や地域住民が利用することなどを目的に今年4月から建設を進めてきた。
竣工式には、関係者約50人が出席。あいさつに立った栗原理事長は、敷地内のスギとヒノキを施設の一部に活用していることを説明し、「地域の子供から高齢者が、障害を持つ方との交流を深められたらと考える。今後も共生社会の実現の一役となれるよう頑張っていく」と述べた。
続いて、関係者と利用者約10人が、テープカットと看板の除幕を行い、施設の完成を祝った。
信和会の担当者によると、避難場所として会館を活用するため、今後、町内の地区長などと話し合いを行い、災害時に必要な物資を選んで備蓄するという。また、地域住民の施設利用については、原則無料で貸し出すとしている。
問い合わせは☎25・5900まで。
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