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手水舎新築、若宮八幡宮で竣工奉祝祭

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若宮の若宮八幡宮(藤原武男宮司)で、12月8日、参拝の前に手と口を清める「手水舎」の完成を祝う「御大典記念手水舎竣工奉祝祭」(同宮氏子総代主催)が開かれた。

手水舎の新築は、天皇陛下の皇位継承に際して行う大嘗祭(だいじょうさい)に関連する記念事業として今年10月から進められてきたもので、高さ約3・5㍍、幅約3㍍、奥行き約2㍍の銅板屋根の総ひのき造り。総工費は約350万円。

これまで手水舎は、水盤のみが神社正面の鳥居右側に設置されていたが、隣り合う案内板などで複数の参拝客が同時に利用することが難しかったことなどから、鳥居の前に移設新築を決めた。

当日は、本殿で神事が行われ、氏子や関係者など約20人が出席。藤原宮司が祝詞を奏上した後、小野富義総代長などが玉串を捧げて、天皇陛下の即位や手水舎の完成を祝った。

神事の後、藤原宮司は、「新しい手水舎で、手や口を清めていただき、清々しい気持ちになって、参拝していただきたい」と話した。

また、境内にある神楽殿では、浦安の舞が奉納されたほか、参拝客には汁粉やうどんが振る舞われた

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