ライフカレッジが開講
自分磨きの大学として研究家やスポーツ選手、愛好家など、様々なゲストを講師に迎えて開講している「武田の里ライフカレッジ」の第44期が4月15日幕を上げた。第1回目の講師は、内藤久夫市長で「コロナに負けないまちづくり」をテーマに講演した。
冒頭、講演のテーマに入る前にと、歳入や歳出など市の予算に触れ、約140億円の新年度予算や自主財源比率、歳出の総務費や民生費、衛生費、土木費の使われ方など、市の財政状況を紹介し「韮崎市の財政は非常に健全だと思っている。引き続きバランを取りながらやって行きたいと思う」と話した。
続いて、「コロナに負けないまちづくりってなんだろう」として、今年度のコロナ対策費を中心に話し始めた。
まず、地域経済活性化のためのチームにらさきエール商品券事業(30%のプレミアム付き)を7月から実施することを明らかにし、昨年11月に発売したエール商品券がすぐに売りきれてしまった反省点を踏まえ、今回はマイナンバーカードの登録者数を増やすため、登録者を優先して、7月1日から1人4冊まで購入できるとし、未登録者は16日からの販売で、1人2冊までの限定にすると話した。
また、新型コロナワクチン接種については、5月10日から接種が始まることや災害関連として、避難所の感染症対策訓練や簡易式循環型温水シャワーキットを導入したと紹介したほか、避難所となる小中学校や体育館の洋式トイレの整備と公共施設の手洗い場の自動水栓の設置を進めていることを紹介し、「チーム韮崎一丸となってコロナに立ち向かおう」と締めくくった。
ライフカレッジでは5月20日に料理研究家の島本美由紀さん、6月17日に元陸上選手の為末大さんを講師に迎えるなど計10回の講座を予定している。