くらし

小淵沢の工房やギャラリー紹介

小淵沢町に工房を構える作家らでつくる小淵沢アートマップ実行委員会が、同町の工房やギャラリー、飲食店などを紹介するマップ「あっと!@アート」を作成した。

同マップは、A3判カラーの三つ折りで、山梨県馬術競技場から北東約1・5㌔までのエリアを対象に、帽子やバッグ、家具といった手づくり工房をはじめ、飲食店やペンション、牧場など、29の施設を紹介している。

また、表紙には周辺地域のイラストを掲載。乗馬や茶話会を楽しむ住民、動物のほか、空を飛ぶ魔女やトナカイなどが描かれており、絵本のような世界を楽しめるデザインとなっている。

小淵沢アートマップ実行委員会は、コロナ禍で人々の価値観や消費行動が変化するなか、「大量生産では感じられない、人の心が詰まった手づくり品の良さを知ってもらいたい」と、昨年11月にマップづくりに着手し、今年の3月末に完成。

代表の上村佳代さんは、「自分の心がドキドキ、ワクワクするものを使うことで暮らしが少しでも明るくなるとうれしい」、「歩ける範囲のマップなので、自然や風景を楽しみながら各お店をまわって楽しんでください」と話している。

マップは1万部作成し、掲載店舗や同町の道の駅、温泉施設などで配布している。問い合わせはi_kayo2009oyak@yahoo.co.jpまで。