戦後の日本の変遷、開館15周年記念事業も実施
nagasaka
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誰もが自由に演奏できる「ストリートピアノ」をJR小淵沢駅に設置しようと活動する地元の有志が、4月26日、同駅の交流スペースに1日限定で電子ピアノを設置した。子供から大人までの延べ約60人が訪れ、思い思いに演奏したり、心地よい音色に耳を傾けていた。
新たなにぎわいの創出などを目的に「ストリートピアノ」が注目を集めるなか、小淵沢町在住の伊藤やよいさん(51)が発案した。音楽愛好家や地域活性化に取り組む地元有志の協力を得て、昨年11月にプロジェクトチームを発足。駅にストリートピアノを常設できないか、議論を重ねてきたという。
まずは試験的にやってみようと、26日に小淵沢駅の交流スペースに電子ピアノを設置したところ、市内に住むピアニストや音楽愛好家、地元の児童などがぞくぞくと訪れ、ピアノを通じた交流の輪が広がっていた。
今後は、アップライトピアノの常設を実現するため、市や地元との協議を進めていく予定で、伊藤さんは、「新型コロナウイルスの感染対策や管理体制などを万全に整え、できるだけ早くピアノを設置したい」、「子供たちや駅の利用者など、多くの人にとっての憩いの場になればうれしい」と話している。
また、同活動に協力してくれるプロジェクトメンバーを募集している。問い合わせはTEL090‐9961‐6026(伊藤)まで。