唱歌を歌う会会員募集(韮崎)
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大雨や台風などによる洪水や土砂災害から自らの命や家族の安全を守る防災意識を持ってもらおうと、市立甘利小学校(千野毅校長)の4年生64人を対象にした「防災教室」が7月6日に初めて開かれた。
この防災教室は、自然災害について学ぶ社会科の一環で実施したもので、講師に国土交通省関東地方整備局富士川砂防事務所白州出張所の鈴木暁出張所長を迎えた。
当日の防災教室は同小体育館で開かれ、昭和34年に韮崎市を襲った台風7号による被害状況の写真をスクリーンに映して災害の恐ろしさを伝えた。
また、同砂防事務所では、昭和34年の大規模災害を受けて、大雨や台風などの災害から命を守るため、令和2年までに約700の砂防ダムや堰堤などの設備を建設して、被害を軽減していることを紹介した。
児童たちと甘利小周辺のハザードマップを確認するプログラムでは、「万が一の時に自分や家族の命を守る行動として、土砂崩れや浸水が想定される場所、避難場所などを知っておいてください」といい、災害時の行動を事前に決める「マイ・タイムライン」を家族と話し合って作成することを呼びかけた。
高砂結さん(4年)は、「災害はいつ起きるか分からないので、家族とハザードマップを見て、避難場所の確認や必要なものを準備した方がいいと思った」と話した。
◎60代になったら家族に残す言葉を考える。文章制作から撮影、製本まですべてお任せでできる。
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