コバノコゴメグサ (小葉小米草)

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八ヶ岳や南アルプスでよく見られるハマウツボ科、コゴメグサ属の高山植物です。と言われても科名も属名もマイナーで「聞いたこと無い」という方が多いですよね。

背も低く小さな花なのであまり目立ちませんが、稜線付近の強風で雪が吹き飛ばされる「風衝草地」と呼ばれる場所に多く、八ヶ岳の登山道脇などでよく見かける清楚な花です。

でもよく見ると花は複雑な構造をしており色も白を基調に黄色やピンク、紫の入った見応えのある花です。

盛夏の八ヶ岳は、コマクサやウルップソウが有名ですが、ふと足下を見るとコバノコゴメグサをはじめ、可憐な高山植物の花が沢山見られます。

急登に汗をかき、ちょっと一息入れるときに探してみて下さい。

(文・写真 渡辺秀正)

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