市内企業と地域住民がフェンスの塗り替えボランティア
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地域の高齢者が交流する機会をつくろうと、龍岡町の龍岡公民館や民生委員児童委員協議会龍岡支部、韮崎市社会福祉協議会龍岡支部は、5月8日、「落語を楽しもう会」を同公民館ホールで初めて開き、約30人が参加した。
この落語会は、龍岡町の70歳以上で独り暮らしの人に外出する機会をつくり、コロナ禍のストレスの緩和や今後の交流につなげようと企画された。
当日、開会のあいさつに立った同公民館の土屋雅五館長は、「コロナの影響で窮屈な思いをされている人が多いと思う。落語で笑い、コロナに打ち勝つパワーを付けてくれたらうれしい」と述べ、北杜市在住の社会人落語家・酔亭化枝(よってけし・本名:社祐幸)さんをゲストに迎えた。
高座に上がった酔亭化枝さんは、移動スーパーの仕事での体験談をまとめた創作落語「引き売り屋」と古典落語「ねずみ」を軽妙な語り口と身振りで披露し、会場からは笑いや拍手が起こった。
龍岡町若尾新田在住の浅川千年さん(74)は、「コロナの流行が始まってからの2年間、人が集まる機会が無かった。久し振りに多くの人と会話をしたり、落語を聴いて癒された」と笑顔で話した。
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