芸術や自然を、触れて体験 視覚障害者の横の会
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甘利山に生息する昆虫について知ってもらおうと、甘利山グリーンロッジの管理人を務める韮崎市地域おこし協力隊の歳森宗一郎さんは、7月23日、昆虫について学ぶ講座「森の教室〜森林に住む昆虫たち〜」を同ロッジや甘利山で開いた。
当日は、県内外から12人が参加し、講師の山梨県森林総合研究所の大沢正嗣専門員は昆虫の基礎知識について、「頭、胸、腹の3つの部分に分かれており、足は胸の部分から6本生え、羽が左右に2枚ずつある」と説明し、昆虫に似た生き物として、ムカデやヤスデなどの多足類、カニやエビなどの甲殻類があると語った。
また、昆虫採集の注意点として、黒色の服はハチに襲われる恐れがあるため、着用を控えることやダニなどから身を守るために長袖、長ズボンを着用することを紹介した。
フィールドワークでは、甘利山の山頂を目指しながら、チョウの一種の「アサギマダラ」や「クロヒカゲ」、「ヒョウモンチョウ」などを見つけ、「虫の名前を知ることで、フィールドに出て観察する楽しさが増えていく」と、観察の魅力を語った。 長野県から親子で参加した富川直樹さん(45)は、「子供が外遊びを好きなので参加し、チョウの名前や特徴を知った。夏休みの期間に子供には見つけて調べる楽しさを味わってもらいたい」といい、晴貴さん(8)は、「森には虫だけじゃなく、キノコや花もたくさんあって楽しかった」と話した。
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