穴山町の大賀ハスが見頃
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藤井町出身の詩人・保阪嘉内と童話作家の宮沢賢治の親交を後世に伝える恒例の「碑前祭」が、11月5日、東京エレクトロン韮崎文化ホールの南側入口付近に建つ花園農村の碑の前で開かれた。
この碑前祭は、保阪嘉内・宮沢賢治アザリア記念会(向山三樹会長)が2007年に嘉内と賢治の交流を刻んだ花園農村の碑(高さ約1・5㍍、幅約4・6㍍)を建立したことをきっかけに08年から毎年開いている。
当日は、市内外から約40人が参加し、向山会長はあいさつで「保阪嘉内が100年前に宮沢賢治などの手紙をスクラップブックに整理したとされている。そのスクラップブックが残されていたおかげで、私たちはアザリアの友たちの友情を知ることができている。このことに感謝しなければならない」と語った。 続いて、保阪嘉内のひ孫にあたる保阪哲哉さん(中央市在住・34)による碑文の朗読や韮崎市民合唱団による嘉内ゆかりの歌曲「アザレア」、「勿忘草(わすれなぐさ)」、「銀河鉄道の夜」など、4曲の合唱が披露され、参加者は嘉内や宮沢賢治への思いをはせた。
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