できごと

予算特別委員会で、減額修正と付帯決議可決

 3月8日に開かれた予算特別委員会(清水進委員長)で、2024年度一般会計予算に計上している「20周年記念の花火大会」を中止する減額補正案と予算執行にあたり、3項目にわたる付帯決議が提出され、それぞれ賛成者多数で可決された。

 20周年記念の「花火大会」の中止については、大芝正和市議ほか17人が連名で提出したもので、「花火大会」の費用1164万4000円を減額し一般会計予算を修正するというもの。

 提案理由は「近年の物価高騰で生活困窮している市民から、予算の使い方に厳しい目が向けられており、20周年記念事業の1回限りの一過性のものである『花火大会』に、市民の理解を得られるとは思わない」として、一般会計予算を減額し、修正する動議を提出して賛成多数で可決した。

 また、一般会計予算に対する付帯決議は内田俊彦市議ほか16人から提出された。

 この付帯決議は、「予算特別委員会での説明は、今後の予算執行に当たり不十分であり市民に混乱と不安を招くものである」を理由に、「市長肝いりの思いつきで実施された昨年のサプライズ花火や木のおもちゃは評価できるものではない」として3項目の付帯項目をあげている。

 1つ目は「市民や住民への説明責任と議会への説明・理解が得られた後、適切な時期に実施すること」としてその中に①新庁舎建設事業費②行政改革推進事業費③八ヶ岳アウトレットモール跡地活用にかかる事業費など、7項目を明記しているほか、2つ目は予算執行後も各事業の議会への説明、3つ目は法定受託事務を除く予算の専決処分を行わないことを明記した内容で、賛成多数で可決した。

 この内容は本会議で諮られることになっている。