持久神社の浦安の舞が7年ぶりに復活
円野町の持久神社(横森浩誌宮司)では、地域内の子どもの数が減ったことで巫女役が集まらず、2019年に開かれた春の例大祭で披露した「浦安の舞」を最後に休止していたが、4月12日に開かれた春の例大祭で「浦安の舞」が復活し、7年ぶりに披露された。
持久神社の浦安の舞の披露は、神楽殿が完成した1976年から半世紀近く続く活動で、上円井神楽保存会が浦安の舞、上円井神楽師会が天岩戸神楽を披露して、五穀豊穣や家内安全、世界平和などを伝えてきた。
20年に猛威を振るった新型コロナウイルスの影響で、春の例大祭に関する行事が中止になっていたが、コロナの影響が小さくなった24年から、天岩戸神楽の奉納が復活。しかし、子どもの数が減ったことで巫女役の応募がなく、これまで見送られてきた。
同神楽保存会では、「天岩戸の神楽だけでなく、浦安の舞を復活させて、地域に活気を与えられたら」と、今年1月、地域外にも範囲を広げて巫女役を募ったところ、希望者4人がそろったことから、3月下旬から春の例大祭に向けて練習を重ねてきたという。
当日は、保護者や地域住民など約50人が見守るなか、白衣と朱色のはかまをまとった巫女が神楽殿に立ち、笛や太鼓の音色に合わせて「扇の舞」と「鈴の舞」の2演目を優雅に舞い、大きな拍手が送られた。
続いて神楽師会による「猿田彦の命」や「天岩戸」など天照大神(あまてらすおおみかみ)を岩戸から出すための演目が披露された。
浦安の舞に参加した上円井在住の中嶋美恋さん(韮崎北西小6年)は、「鈴や扇を振るタイミングが難しかったですが、地域の方のサポートもあって本番ではうまくできました。また来年もやってみたい」と笑顔で話した。
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