くらし

JA梨北と長坂ファーム組合が紫黒米を寄贈

 

地域の子供たちに食べてもらいたいと、十一月十九日、JA梨北と農業生産法人長坂ファーム組合(坂本敬新組合長)は市役所を訪れ、紫黒米六十kgを贈呈した。

長坂ファーム組合では、作付面積十六㌶で紫黒米の栽培を行っており、昨年、試験的に同組合の紫黒米を学校給食に使用したところ、子供たちや管理栄養士から好評だったことから、今年は紫黒米六十kgを贈ることとなった。

当日は、同組合の代表者から白倉政司市長に紫黒米が手渡され、白倉市長は「本当にありがとうございます。十一月一日の市政五周年記念式典で、『おはよう朝ごはん宣言』をしました。最近は孤食が多いと聞くが、家族みんなでおいしい梨北米や紫黒米を食べてほしいという願いを込めて、ありがたく使わせていただきます」と話した。

寄贈された紫黒米は北杜南給食センターで使用する予定で、同組合では、「子供たちがおいしいと思ってくれたらうれしい。今後、受注があれば対応していきたい」と話している。