くらし

高根町の山本さんが、子供向け神話を出版

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高根町蔵原在住の山本千杉さん(81)が、子供たちに「神話を通して生きる姿を学んでもらいたい」と、「日本の神話〜古事記より」(二千円)をこのほど出版した。

日本の神話は、A5版の七十二㌻で、五百冊製作。神代編として「黄泉国訪問(よもつくにほうもん)」、「八俣の大蛇(やまたのおろち)」、「稲羽の素兎(いなばのしろうさぎ)」などで、古代編として「神武東征・建国」、「東国征伐」など。十八話を紹介している。また、小中学生に読んでもらえるよう漢字にルビをふり読みやすくしている。

同書は、市内や韮崎市の小中学校、図書館などに寄贈しており、山本さんは「子供のころに習った内容を中心に、子供向けにまとめました。内容によっては、原文より長くなっているものもあります」と話している。

問い合わせは電話47-3196まで。