「北杜の恵み」シリーズ 新商品を販売
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長坂町のアフリカンアートミュージアム(伊藤満館長)で、「奇跡の造形:コートジボワールの美術」が開かれている。
オープン初日の四月一日、駐日コートジボワール共和国大使館のジェローム・クロー・ウェヤ大使が同館を訪れ、「コートジボワールに帰ってきた気がする。たくさんの美しいものが展示されていることをうれしく思います」と展示会場を見渡した。
コートジボワール共和国は、西アフリカに位置し、大西洋に面している共和国で、ココアの産地。六十三の民族が暮らし、様々な文化と宗教が存在しているという。
今回の展示では、マスクや椅子、立像、太鼓など十九世紀の作品を中心にした内容で、特に収穫祭や成人式、葬儀などの神聖な場で使用する「マスク」は、独特な形をしており、カバやイボイノシシ、人間、鳥などを組み合わせた創造物で「イメージしたもので形作っているところが面白い」(伊藤館長)と話す。
また、マスクを装着する人は「神」として崇められることから、儀式が終わると、一般の人の目に触れられないようにマスクは隠されているという。
同展は六月三日まで。また、毎週土曜日の午後一時からはギャラリートークが行われている。入館料は七百円(学生は六百円)。問い合せは☎45・8113まで。