えほん村がリニューアルオープン
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トレッキングや登山などで、靴底に着いた種を違う地域に持ち込んで、その地域にいなかった植物が育ってしまう危険性について、考えるきっかけになれば…と、北杜市地球温暖化対策・クリーンエネルギー推進協議会(通称:グリーン北杜)では、8月1日に、美し森で、「親子で自然観察会」を実施した。
当日は、約10人が参加し、外来種を美し森に持ち込まないよう、靴底ブラシを設置し、自然観察指導員の伏見勝さんの案内で、観察会を実施した。
グリーン北杜の篠原充代表は、「海外では外来種を持ち込まない例が多いのに、日本では少ない。(美し森から)始めて広めていきたいし、植生を保全する意識付けになれば」と話している。
この活動は、地域にいなかった生物(外来種)が、地域に入り込むことで、動物や植物、昆虫など、多くの生物との関わりによって築いてきた「生物多様性」に何らかの影響があることを考えようと企画されたもので、「靴の底をきれいにしよう」という呼びかけと一緒に、美し森入口の2箇所に靴底ブラシを設置して、入山前の泥落としを推奨している。
問い合わせは☎42・1341まで。