「こぶちさわ音楽祭ファイナル」大盛況
nagasaka
WEBTODAY
甲斐駒ケ岳の入口といわれる白州町のべるが通りで、3月5日、白州町竹宇地区(古屋賢仁区長)の住民らが、高さ1㍍のアジサイの苗、約500を植樹した。
この企画は平成26年6月に登録された南アルプスユネスコエコパークの関連事業として初めて行われたもので、当日は「地域活性化クラブ」(伊藤久会長)を中心とした竹宇地区の住民や「白州・尾白の森名水公園べるが」の職員、約20人が参加した。
植樹したのは通称べるが通りの両側で、約3㍍間隔で掘られた穴に、白色や紫色、ピンク色、赤色の花が咲くアジサイの株を置き、丁寧に土をかぶせた後、保水力を保つために土で水鉢を作り、水を与え、木製チップをかけて仕上げた。
古屋区長は「南アルプス、甲斐駒ケ岳の恩恵を受けているこの地区を発展させて山を守っていく」、「地域の先輩が農地を狭めて広い道を作ってくれた。自分たちはその道を活かす取り組みをして、地域を活性化したい」と説明した。
また、アジサイを植樹に使ったのは「花の色が豊富で、農業の邪魔にならない150㌢前後の大きさになり、農地の土手を崩さない強い根を張ること」が理由で、「見栄えの良い花が咲くのは5、6年かかる」という。
参加した竹宇地区活性化クラブの古屋岳仁副会長は「活性化クラブが中心となって地域を盛り上げていく。直線道路に色とりどりのアジサイが咲き、多くの人が見に来てくれたら嬉しい」と話した。
◎北杜市の情報は八ヶ岳ジャーナルまで