モズのいけにえ

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清里の牧草地で自然観察をしている時、枝に刺さったコオロギを子どもが見つけました。

「モズのはやにえ」です。モズには捕まえた昆虫やカエルなどを小枝やバラ線に刺す習性があります。秋によく見つけることができます。獲物を後で食べるために刺すなどの理由が考えられていますが、よく分かっていません。獲物が放置されたままになっていることも多いようです。

このコオロギ、よく見ると触覚が動いていました。刺されたばかりだったのでしょう。まだ生きていました。子どもたちから「モズのいけにえ」という声が出て、助けてあげることになりました。思ったよりも、深く、しっかりと突き刺してありました。そっと草むらに放してあげました。

(文・写真 竹内時男)

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