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わに塚の桜で「ライトアップと野外コンサート」開催

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waniduka 樹齢約320年で韮崎市の天然記念物に指定されている神山町のわに塚の桜(エドヒガンザクラ)で、4月6日、「ライトアップ点灯式&野外コンサート」が開かれ、夜空に浮ぶ桜の幻想的な光景を見ようと市内外から約100人が参加した。

この点灯式は、平成20年度から、明るい時間帯に見る桜とは別の楽しみ方を観光客に知ってもらい、わに塚の桜をPRすることを目的に行われているもの。今年で10回目。

当日は、五味秀雄副市長や市内の小学生など5人が点灯台に立ち、5秒前からカウントダウンを行い、8基の水銀灯が桜を照らした。

また、点灯式後のコンサートでは、「ピアノと歌声が童謡の世界へ誘う」をテーマに若林さんが「さくらさくら」や「見上げてごらん夜の星を」などを歌ったほか、青木さんがオリジナルピアノ曲「わに塚の桜」を披露して参加者たちを魅了し、会場から大きな拍手が送られた。

商工観光課の大石智久参事は「例年より7〜10日、桜の開花が遅れている。6、7分咲きの頃が最もピンク色が強いと思う」といい、甲府市から訪れた日高喜久子さん(67)は「6年ほど前から毎年ライトアップを見に来ている。音楽と桜の共演を見ることができて良かったです」と話した。

わに塚の桜のライトアップは、午後6時30分〜午後8時30分まで点灯している。4月15日まで。

 

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