シャッターに、王仁塚の桜描く
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唱歌「たなばたさま」を作詞した穴山町出身の童謡詩人・権藤はなよを次代に語り継ぐ、恒例の「穴山町たなばた祭り」が、7月5日、同町の穴山さくら公園で開かれた。
このたなばた祭りは、2012年から穴山町ふれあいホール運営協議会(小泉尚志会長)が、権藤はなよの功績を讃え、地域の園児や児童などを迎えて実施しているもので、今年で7回目。
当日は、地域住民や市立たんぽぽ保育園の年長、市立韮崎北東小学校の3年生など約200人が参加した。
たなばた祭りでは、権藤はなよの兄・伊藤生更(せいこう)の孫にあたる伊藤まなみさん(甲府市在住)が、唱歌「たなばたさま」について説明し、「約70年前から小学校の教科書に掲載されていて、大人から子供まで知っている歌」、「詩に書かれている言葉から風景を想像してほしい」と話した。
続いて、来場者全員で「たなばたさま」と「雪こんこお馬」を合唱。権藤はなよが執筆した小説「笛吹川」の大型紙芝居も披露された。
韮崎北東小の清水粋さんは、「権藤はなよのことを思い出しながら、毎年、『たなばたさま』の歌を歌いたい」と話した。
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