宝石となったサルオガセ

webtoday

八ヶ岳の魅力は厳冬の頃にあり。特に北八ヶ岳は適度な積雪と寒さで、冬以外の季節には見られない面白いものを見ることが出来る。

早朝、木の幹や枝に絡みついたサルオガセに空気中の水分が棘状(きょくじょう)の結晶(スパイン)となって付いていた。まるで氷の国の女王の首飾りの様。でも陽の光が差し、温度が上がる午後になるとこれも消えてしまう。泡沫(うたかた)の芸術品。

さあ、ストーブの前から離れスノーシューを履いて森に入ってみよう。何か宝物が見つかるかもしれない。

(撮影場所:北八ヶ岳天祥寺原付近、ビーナスラインの竜源橋からハイキングコースを辿ると気持ちの良い雪原が広がる天祥寺原に出る。往復3時間ほどの簡単なスノートレッキングコース)

(文・写真 渡辺秀正)

Xからの読者コメントをお待ちしています。
ブログ更新の励みになります!
Facebookでのコメントをお待ちしています。
ブログ更新の励みになります!
スポンサーリンク
Journal
Journal
株式会社ピー・エス・ワイが発行する北杜市と韮崎市を対象にした地域新聞八ヶ岳ジャーナルと韮崎ジャーナルです。地域新聞以外には、オンデマント印刷をはじめ、デザイン制作、プロッター出力、カッティングシートなど、様々な要望に対応しております。
記事URLをコピーしました