くらし

生徒のアイデア商品、今日から販売へ

市内の高校生と事業者が地元産の食材を使って共同開発している地域ブランド「食杜北杜」の新商品が完成し、3月16日〜18日、白州町の道の駅はくしゅうで販売会が開かれる。同日は高校生も参加して商品や市の魅力をPRする予定で、来場を呼びかけている。

この食杜北杜は、北杜市と県立北杜高等学校が連携して取り組む「食と農を生かした住み続けられるまちづくり推進プロジェクト」の一環で、これまでに延べ16の事業者と約230人の高校生が参加し、60種類以上の商品を開発してきた。

5年目となった令和4年度は、北杜市が県内で収穫量1位を誇る大豆とそばをテーマにし、市内の6事業者と同校の2年生約30人が参加。昨年9月から開発に着手し、今年1月に完成した。

新商品は、そばとわさびを使ったソーセージや米粉ベースの生地に大豆ミートなどの具を加えた冷凍ピザ、きな粉を混ぜた焼き皮生地で求肥を包んだ和菓子など全8品。高校生の自由な発想で味や見た目も楽しめる商品となっている。

3日間行われる販売会では、新商品のほか、これまでの商品もいくつか販売する予定。16日は午後1時30分〜3時まで、17、18日は午前10時から午後3時まで。