韮崎エリア

4年ぶりの奉納相撲に向け、土俵の俵づくり

 コロナ禍で中止していた中田町にある柳原神社の「柳原神社例大祭奉納相撲」が、10月15日に4年ぶりに開催されることになり、7月9日から境内で柳原神社氏子総代による土俵づくりが始まった。

 同神社の奉納相撲に使用する土俵は、高さ約2㍍、幅約3・6㍍で、その土俵の外周に敷く「勝負俵」と土俵に上がるための「踏み俵」の俵編み作業が進められている。

 8月13日は勝負俵づくりが行われ、総代6人が参加。俵編み機を使って、わらを麻ひもで編み込み、幅約90㌢、長さ約70㌢のござを作成。そのござを筒状にするため仮止めし、両端に円形の桟俵(さんだわら)を編み込みこんで、直径20㌢、長さ70㌢の勝負俵8個をつくった。

 俵づくりは、勝負俵16個、踏み俵5個を作成し、10月上旬に行われる土俵づくりでそれぞれの俵に砂を詰め、勝負俵は土俵の外周、踏み俵は側面に埋め込んで土俵を完成させるという。

 同氏子総代の古屋一光大総代は、「新型コロナで実施できなかった奉納相撲に向けて、俵づくりにも力が入ります。子供相撲も予定しているので、たくさんの子供に参加してもらいたい」と話した。

 

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