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韮崎大村美術館で展示作品の紹介や監視員などを行っているボランティア5人が、4月11日、神山町の遊歩道「幸福の小径」にある立体作品の清掃や破損箇所の確認をするメンテナンス作業を体験した。
当日は、作家から許可を得ている8体を対象に学芸員の指導の下、ボランティアたちが立体作品の表面の汚れを布やブラシで取り除き、ひびや塗装のはがれがないか確認した後、生分解性洗剤で磨きあげる作業を行ったほか、ブロンズ製や真鍮製の作品にはさびを防止するため、蜜ろうを塗って保護した。
同美術館の堀内洋子副館長は、「ボランティアの方たちは、作業を通してそれぞれの立体作品の特徴を学んだと思うので、今後、作品を紹介してくれたうれしい」といい、「この場所にある作品は誰もが自由に触ることができるので、より芸術を身近に感じて、楽しんでほしい」と話した。
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