くらし

小学生が、障害者の気持ちを体験

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市立高根東小学校(清水龍雄校長)の六年生を対象にした「バリアフリー教室」が、十月八日に開かれた。関東運輸局山梨運輸支局と北杜市社会福祉協議会の共催。

この教室は、総合学習の一環として開かれたもので、講義と車椅子の疑似体験がそれぞれ行われた。

まず講義では、山梨車いす生活者の会の三村麻里子さんを講師に迎え、「車いすと生活者と交通バリアフリー」をテーマに、障害者のためのステッカーについて紹介。続いて、車いす利用者がバスや電車を利用する場合の映像を流した。

また、社会福祉協議会の中嶋竹葉さんが「車椅子利用者のサポート」として、車椅子の使い方や車椅子利用者をサポートする場合の注意点などを語った。

疑似体験では、アイマスクと白杖を使い、視覚障害者がバスを利用する場合のサポートの仕方や車椅子利用者をバスに乗せる補助体験。リフト付タクシーに車椅子利用者を乗せる場合の作業手順などをそれぞれ体験した。