アルザス地方のクリスマスー特徴や風習を紹介

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長坂町の清春旅と空想の美術館(清水純子館長)では、12月26日まで、「フランス・アルザス地方のクリスマス展」を開催している。

「クリスマスを通して、その国を知り、好きになってもらうきっかけになれば」と、同館では、毎年クリスマス前の約2ヵ月間、世界各地のクリスマスを紹介する企画展を開いており、今回はフランスの中でもドイツとの国境沿い付近の「アルザス地方」を中心とした展示になっている。

アルザス地方について、清水館長は「山に囲まれ、丘にはブドウ畑が広がり、山梨に似ています」といい、「フランスとドイツの領土争いの悲しい歴史があるけれども、そのような土地だからこそ、人々は自分たちの文化や伝統を大切に守り、今でも古い文化が根強く残っています」と説明する。

今回展示されている写真28点は、昨年、クリスマス前の約四週間にあたる「アドベント(待降節)」期間中に撮影されたもので、アルザス地方の「ストラスブール」の中心街がライトアップされている様子や人々で賑わう風景が映し出されている。

中世からの建物が残っている美しいストラスブールの街には、ドイツ風の建築様式が色濃く残っているのが特徴。きらびやかなイルミネーションではなく、オレンジ系のキャンドルの灯でほのかにライトアップされる街並みの様子は、アルザス地方の厳かなクリスマスを象徴している。

また、写真とともに、現地から仕入れた雑貨を展示しており、「厄除け」の意味がある「クリントキント」と呼ばれるドイツのクリスマスの妖精を紹介している。「クリントキント」はアルザス地方の独特の風習として伝えられているもので、「クリスマスツリー発祥の地といわれるアルザス地方では、クリスマスにお墓参りをする面白い風習もありますよ」(清水館長)といい、「アルザス地方のクリスマスはフランスとドイツの両方の良さを融合して形づくられてきた。特徴のある雑貨も集めたので、ぜひ大勢の方に見てもらえたら」と、清水館長は話している。

一方、12月5日には、清水館長による「スライド&トークショーを予定している。午後4時開演、定員20人で要予約、参加費は1000円(入館料込み)。

問い合わせは電話32-8188まで。