小淵沢町でアートフェスティバル
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武川町の甲斐駒センターせせらぎで、2月20日、された。主催は「北杜市南アルプスユネスコエコパーク地域連絡会文化教育部会」(溝口克己部会長)。
このイベントは地域の民話や文化を守るために、初めて開かれたもので、北杜市南アルプスユネスコエコパーク地域連絡会の日向勝会長は、あいさつで「家で民話を聞く機会が減り、(民話を)聞きに来ないと聞くことができない状況になっている。語り手が減っているので、伝承していかなければならない」と、約100人の参加者に説明した。
第1部は「甲州弁で語る地域の民話」と題し、うなぎを御神魚とする武川町山高地区に伝わる「山高の衆(し)は、うなぎを食わんちゅう話」や、長松山萬休院にある文殊堂に祀られている狐が登場する「文殊菩薩」などを、語り手の溝口たみ子さんと、井上正枝さんが紹介した。
続いて第2部の「昔の暮らしから学ぶ」では、武川町の郷土史研究家の小沢芳武さんを話し手に、戦後まで存在し、武川町柳沢地区独自の制度といわれる「親分・子分」や「縁故節の由来」などを語った。
◎北杜市の情報は八ヶ岳ジャーナルまで