くらし

朗読会8グループが、100回記念公演

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「本を読む機会が少なくなった」や「細かい文字が読みにくい」という人が増えてきたことから、大人を対象にした読み聞かせがあってもいいのではないか──と、2009年10月から始まった大人のための朗読会「やまびこ」が、2月23日に、100回目を迎えることから、特別記念公演を高根町の八ヶ岳やまびこホールで開催する。

この朗読会「やまびこ」は、市内で活動する8つの朗読グループが参加しているもので、毎月第3金曜日にたかね図書館を会場にして1グループが朗読を発表。また、合同発表を年4回行い、日ごろの練習の成果を披露している。

99回目の朗読会となった1月19日は、八ヶ岳朗読サークルほがらかとあねやんの会が合同で朗読を発表。「母の『辛抱』」、「アラスカとの出会い」、「きつねの茶釜」、「大麻農家の花嫁」の4作品を抑揚を付けた表現力で発表し、来場者を引きつけた。

2月23日の特別記念公演では、「やまびこ」に参加する8グループが、約15分の持ち時間を使って、自由に作品を紹介することにしているほか、ゲストに劇団「うろのひびき」を迎え、「よだかの星」を演じてもらうことにしており、身体や楽器を使った演劇とは一線を画した表現で、会場を魅了することにしている。

当日の出演は、八ヶ岳朗読サークルほがらか、すみれの華、あねやんの会、ゆずっこの会、おはなしの会こだま、高根町朗読ボランティアの会ななつぼし、東井出コスモスの会、朗読・表現北杜さざなみの会の8グループ。

100回特別記念公演実行委員会の望月淳一実行委員長は「それぞれのグループの個性を生かした発表になる。ひとりでも多くの人に来てもらいたい」と来場を呼びかけている。

午後1時開場で、入場は無料。問い合わせは☎47・4784まで。

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