震災の追善供養、僧侶が雅楽で法要

東日本大震災の犠牲者に対する追善供養が4月5日、武川町の実相寺(松永直樹住職)で行われた。日蓮宗の僧侶たちによる雅楽の法要や地域住民による歌と踊りが行われ、犠牲者の冥福や平和を願った。

この追善供養は、岩手県の大槌町立図書館に飾られていた神代桜の絵が津波で流されたことをきっかけに、2012年4月に神代桜の子桜を同町に寄贈して、平和を祈念したことから始まった。

当日は、神代桜を背に、僧侶11人が雅楽の法要を行ったほか、北杜市在住の演歌歌手・北杜幸一さんの歌に合わせて、武川町の文化協会舞踊部が踊りを披露した。

北杜さんは、大槌町に植樹された神代桜の子桜から着想を得て製作したという「希望のさくら」などの3曲を歌い、参加者は春の調べに耳を傾けながら被災地の一日も早い復興を願った。