くらし

大きく変わる求職活動

北杜市「はたらく応援窓口」では、9月16日、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、大きく変化した求人・就職活動の環境について理解を深めようと、市内企業約20社を対象にした「リモートワーク&Zoomガイダンスセミナー」を須玉ふれあい館で開いた。

新型コロナの影響で、大学生の就職活動の中心がオンラインになっている現状とソフトを活用した企業説明会の効果的な方法など、人と人の対面でない環境の面接の考え方などが語られた。

第一部では株式会社デュアルライフの黒田大社長が、リモートワークの企業対応をはじめ、働く環境の変化、リモートを使った新たなビジネスなどが紹介された。

続く二部では、県内大学の就職キャリアセンターの宮川仁さんは、企業説明会のウエブセミナーと対面セミナーの違いや、これまでの合同説明会のメリットデメリット、オンライン説明会のメリットデメリットを紹介。

また、リモート就職ガイダンスでは、ファシリテーターが企業と学生の間に入ることで学生の興味が高まる点などのほか、コロナの影響で、大手企業の求人数が減っており、学生の就職活動が厳しくなっている現状から、「優秀な人材を地方で獲得するチャンスになっている」と話し、オンラインの企業導入を勧めた。