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市民グループが絵本を寄贈

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子育て中の母親でつくる市民グループ「North tree(ノースツリー)」が3月19日、子育てに不安を抱える母親にエールを送る手づくり絵本「サニーデイズ〜おひさまといっしょ〜」を北杜市に600冊寄贈した。

絵本はA4スクエアサイズのカラー20㌻で、約50人の母親の体験談をもとに育児の日常を描いた。一つひとつの出来事に母親が共感できる言葉や背中をそっと押してくれる言葉を添え、「子育ては一人じゃない。一緒に頑張ろう」というメッセージを込めたという。

同日の贈呈式で、上村英司市長は、「母親が少しでも孤独を感じないでいられるよう絵本を活用したい」と感謝を述べ、同グループの平出ユウ香さんは、「コロナ禍で不安を抱えている母親に少しでもなにか出来ないかと思い絵本を作成した。親子が向き合うツールとしても絵本を使ってもらえたら」と話した。

また、絵を担当したクリエーターの長瀬阿由未さん(宮城県在住)がリモートで参加し、「母親に寄り添う内容になっている。北杜市で子育てをした経験があり、市内の美しい風景を描いた」と語った。

寄贈された絵本は、市の12カ月健診で配布するほか、つどいの広場や子育て支援センター、図書館などに設置する。

絵本の詳細はノースツリー(northtree.h27@gmail.com)まで。

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