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新型コロナウイルスの影響で昨年に続き、今年も「小田川ホタルまつり」は中止になったが、6月になるとゲンジボタルを観賞しようと多くの人が訪れることから、中田町の小田川ホタル愛護会(遠藤章会長)は、5月30日、柳原神社近くの「ホタル広場」や遊歩道などで整備活動を実施した。
この活動は、ホタルが舞い始める季節に合わせて「安全にホタルを観賞してもらいたい」と同会が有志を募り行っている。(写真)
当日は、同会の会員約20人が参加。柳原神社前の臨時駐車場の草刈りをはじめ、仮設トイレと監視テントの設営、ホタル広場に続く遊歩道に河川への転落防止用ロープや遮光ネットを張る作業などに汗を流した。
同会によると、監視テントは6月1日〜20日まで毎日午後7時〜9時30分の間、会員3人が常駐して、見物客に密集を避けるよう案内し、ホタルの盗難防止も呼びかけるという。
遠藤会長は、「ホタルまつりが開催できないことは残念だが、毎年ホタルの観賞を楽しみにして来る人も多い。川のせせらぎやホタルの光が心の癒しになればと思う」と話す。ホタルは6月20日頃まで観賞できる。