パラ自転車競技のチェコ代表選手がオンラインで表敬訪問
韮崎市で事前合宿を行っている東京2020パラリンピックの自転車競技2種目に出場するチェコ共和国代表のパトリック・ヤホダ選手と父親でコーチのリチャード・ヤホダさんが、8月11日、ウェブ会議システム「ズーム」を利用して内藤久夫市長を表敬訪問した。
オンラインでの表敬訪問は、ヤホダ選手が滞在する北杜市内の宿泊施設と市役所を結んで実施され、あいさつに立った内藤市長は、「コロナ禍での練習やパラリンピックの延期など、大変なことがたくさんあったと思います。事前合宿中は、感染対策をしっかりと行い、最大限バックアップしていくので、集中して練習に励んでほしい」と歓迎した。
ヤホダ選手は、「大会に出場することをとても楽しみにしている。アスリートにとって時差や気候に対応することは大切なことで、その調整を韮崎でできることをうれしく思う」と感謝し、「持っている力を全て使って、どの色のメダルでもいいので勝ち取りたい」と意気込みを語った。
市の総合政策課によると、ヤホダ選手は8月28日に富士河口湖町の宿泊施設に移動するまで韮崎中央公園陸上競技場や北杜市内の公道で練習を重ね、競技本番に備える予定で、8月31日にロード男子タイムトライアル(H1クラス)、9月1日にロードレース(H1-2)に出場するとしている。
また、競技出場後の9月3日〜5日までは韮崎市内に滞在して、市内小学校の児童との交流会を予定しているが、「新型コロナの感染状況によって開催の可否を判断する」と話している。
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