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旭町の甘利山(1731㍍)の繁栄と登山者の安全を願う「甘利山山開き式」が5月5日、甘利山中腹の標高約1400㍍にある甘利神社で開かれた。韮崎市甘利山財産区議会の主催。
当日は、同財産区議会の小野弘文議長や内藤久夫市長など、関係者約20人が出席し、藤原武男宮司による神事が行われ、本格的な登山シーズンの幕開けを祝うとともに、甘利山の資源の充実と登山の安全を祈願した。
あいさつに立った小野議長は、「甘利山の健全な森林育成を続けていくため、韮崎市や林業関係団体と連携してさらなる発展に務めていく」と述べた。
甘利神社は、甘利山を管理している旭、大草、龍岡、神山の4町の繁栄を祈願するため、同財産区議会が1936年に建立した。
甘利山は、レンゲツツジの群生地として人気を集めており、NPO法人甘利山倶楽部によると、今年はコミヤマカタバミなどの開花が1週間ほど早いことから、レンゲツツジの見頃も例年より1週間ほど早い6月上旬になるという。
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