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モデルになった地域住民が、写真展に

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 写真技術向上のために行われた専門学校のサマーキャンプで、学生たちの写真のモデルとして協力した須玉町増富地域の住民14人が、9月17日、高根町の清里フォトアートミュージアムを訪れ、同専門学校生が企画した写真展「日本写真芸術専門学校サマーキャンプ22─スイカとニガ瓜─」を見学した。

 この写真展は、日本写真芸術専門学校(東京都渋谷区)が企画したサマーキャンプで、8月22日〜25日の3泊4日の日程で行われた。

 増富地域を訪れた学生約40人は黒森や神戸、東小尾、比志など4つのグループに分かれ、地域を歩きながら風景やポートレートの撮影を行ったもので、その集大成として、同フォトアートミュージアムで写真展を開催した。

 清里フォトアートミュージアムの小川直美事務長は「学生たちが、地元の人に『写真を撮らせてください』と声を掛けて撮影することはとてもいい勉強になり、お世話になりました」と来場者に感謝のことばを述べ、見学会が始まると「やだ、やだ恥ずかしい」や「普段着を撮られた」と照れながらも、学生たちが展示した写真を1枚1枚覗き込むように鑑賞していった。

 見学に訪れた丸山かつえさん(84)は「専門の写真家のように上手に撮れていました」といい、丸山武昌さん(90)は「(写真は)年齢よりも若いです」とうれしそうに紹介した。

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