韮崎エリア

深田久弥しのぶ、茅ヶ岳で「深田祭」

 「日本百名山」の著者で登山家の深田久弥をしのぶ「第42回深田祭」が、4月16日、穂坂町の茅ヶ岳(1704㍍)にある深田記念公園で開かれ、延べ約200人が記念登山や碑前祭に参加し、深田久弥の功績に思いをはせた。

 この深田祭は、1971年3月に茅ヶ岳の登山中に逝去した深田氏をしのび、1981年3月に市と韮崎市観光協会などが深田記念公園を整備し、「百の頂に百の喜びあり」と刻んだ石碑を建立して以来、毎年開かれている。

 当日は午前8時から記念登山が開かれ、午後1時30分からは茅ヶ岳登山道入り口近くにある深田記念公園の記念碑で「碑前祭」が行われた。

 碑前祭では、内藤久夫市長が、「コロナ禍でも多くの方に参加していただき、深田久弥氏も喜んでくれていると思う」とあいさつし、参加者たちは碑の前に献花を行い、手を合わせた。

 

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