児童が災害への知識学ぶ
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「雪こんこお馬」や「願かけた」など、数多くの童謡を作詞した穴山町出身の詩人・権藤はなよの功績を後世に伝える「穴山町たなばた祭り 〜権藤はなよを偲んで〜」が、7月7日、穴山さくら公園で開かれた。
このたなばた祭りは、穴山町ふれあいホール運営協議会が主催しているもので、市立韮崎北東小学校3年生や社会福祉法人信和会の障害者支援施設「穴山の里」の入所者などを招待している。
当日は約90人が参加して権藤はなよの親族の伊藤正大さん(穴山町在住・77)を迎えた講演が行われ「『たなばたさま』の歌詞に『お星さまきらきら』だけが2回使われているのは、権藤はなよが『星がきれいだな』ということを一番伝えたかったからではないか」と説明した。
続いて、地域住民の有志による権藤はなよの小説「笛吹川」の大型紙芝居の披露や参加者全員での「たなばたさま」の合唱発表も行われた。
韮崎北東小3年の長坂理咲さんは、「『たなばたさま』の歌詞の意味を知ることができてうれしかったです。家族にも今日の話を伝えたい」と話した。
同協議会の守屋勝弥会長は、「穴山町と七夕が深く関係していることを子供たちや地域の方に伝えられたと思う。これからもこの行事を続けて、より多くの人に権藤はなよのことを伝えていきたい」と語った。
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