パティシエの石田さんが、本町に「石田西洋菓子店」オープンへ
本町の山梨中央銀行韮崎支店前の通りを挟んだほぼ正面に、マリンブルーを基調にした洋菓子店の改装が進んでいる。
この店は、「石田西洋菓子店」で、店主のパティシエ・石田恒平さん(45)が、首都圏から2時間以内の範囲で店舗を探していたところ、韮崎市の移住相談員などの熱心な対応に感動し、韮崎市への移住を決意したという。
石田さんは、ルクセンブルクやベルギーの菓子店で働いた経験があり、2019年、フランスで開催されたケーキの芸術性や味を競う「トロフィー・インターナショナル・パティスリー・フランセーズ2019」に出場して2位に入賞したパティシエ。18年に東京広尾にオープンした「アルノー・ラエールジャポン」の製造責任者も経験している。
新たにオープンする「石田西洋菓子店」では、同大会に出品したコニャックをスポンジ生地に染み込ませて、風味豊かな「大人の味」にしたチョコレートケーキを看板商品にして、イチゴのショートケーキやドライフルーツとナッツのクッキーなど、常時12種類を店頭に並べる予定。
「パリ(フランス)やアントワープ(ベルギー)にあるような、大きなガラス窓が特徴の店を意識している」という新店舗は、2月下旬にオープンする予定で、「市内の老舗しょう油店のしょう油やみそを使った商品開発を進めたい」と話し、「韮崎ならではの焼き菓子」という新しい味を模索している。
問い合わせは、インスタグラムで「@ishida_seiyougashi」と検索。
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