韮崎エリア

矢崎さんが愛育班活動功労者会長表彰、内藤市長に報告

 4月12日に開かれた社会福祉法人恩賜財団母子愛育会の「第56回愛育班活動功労者表彰」で会長表彰に選ばれた大草町在住の矢崎清香さん(74)が16日、韮崎市役所を訪れ、会長表彰に選ばれた喜びを内藤久夫市長に報告した。

 この愛育班活動功労者表彰は長年、地域住民の健康づくりや子育て支援など、優れた活動に取り組んできた愛育班員を表彰するもので、1969年から毎年行われている。

 今回は全国から総裁表彰に1団体、会長表彰に20人と3団体が選ばれた。県内では会長表彰に矢崎さんを含めて4人と1団体が選ばれている。

 市の健康づくり課によると、矢崎さんは、2010年から韮崎市愛育会大草町愛育班の班長として、家族の絆を深める「三世代ふれあい教室」などを実施し、愛育班活動の普及啓発を努めてきたほか、18年から現在まで同愛育会の顧問として地域や行政との協働による活動の推進や会の基盤づくりに尽力してきたことが認められたという。

 報告会であいさつに立った矢崎さんは、「班長や顧問など、役職は変わっても人と人をつなげ、住みやすい地域をつくる愛育活動は変わらずに続けてきた。これからも地域に目を向けて会の継続、発展に力を注いでいく」と話し、表彰状を内藤市長に披露した。

 内藤市長は、「長年尽力されてきたことが評価され、受賞されたことを誇りに思う。これからも時代に合った愛育会の活動が必要になってくるので、各種団体と連携し、より良い地域をつくっていくことを期待している」と激励した。

 

◎60代になったら家族に残す言葉を考える。文章制作から撮影、製本まですべてお任せでできる。

自分史マガジン https://morinchu.jp