くらし

連休を使い、日本酒の試飲会を店頭で実施

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JR小淵沢駅前の有限会社久保酒店(久保公博社長)では、シルバーウィーク中の九月二十一日、店頭を使った日本酒の試飲会を開いた。

今回、試飲会に参加したのは、長野県諏訪市の「酒ぬのや本金酒造株式会社」で、当日は、この夏に熟成させた秋の酒「ひやおろし」をはじめ、辛口の酒「太一」、長野県産の酒米(ひとごこち)を使った純米吟醸の三種を用意した。

同社は、地元消費を最優先にした蔵元で、山梨県内では、北杜市の久保酒店のみの販売。日本酒の消費が減少傾向にあるといわれる中で、付加価値の高い商品と安全な酒を提供して売上げを伸ばしており、宮坂恒太朗専務は、「山梨県や首都圏から、蔵元を回る人が増えてきている」と日本酒に対する関心が高まりつつあることを話す。

久保酒店では、今回の店頭試飲会をきっかけにして、毎月決まった日に、試飲会を進める計画を立てており、今後の予定などについては、問い合わせは電話0551-36-2034まで。

一方、九月二十六日に長野県諏訪市の九つの蔵が参加した「日本酒祭」が、RAKO華乃井ホテルを会場にして予定されており、参加者を募っている。

当日は蔵元おすすめの日本酒が大集合するほか、ビュッフェスタイルによる食事会、抽選会などが予定されている。さらに、「第29回アマチュアきき酒選手権大会 諏訪地区予選会」が行われる。

同イベントの参加費は、前売り券が5000円で、きき酒大会のみの参加者は1000円(地域外の人も参加可)。問い合わせは、電話0266-58-0161の宮坂さんまで。