できごと

「金田一春彦ことばの学校」開催

「金田一春彦ことばの学校」(谷戸直子実行委員長)が、九月一日、高根ふれあい交流ホールで開催された。今回で十三回目となった同ことばの学校は、来年山梨県で開催される国民文化祭のプレ事業として行われ、約二百五十人が方言について学んだ。

「お国ことばでほっこりするけぇ」をテーマにしたことばの学校は、一校時〜四校時の授業形式で開かれ、一校時では「方言川柳」の入賞者表彰を行った。

題を「声」として全国から募集した川柳は、約二千五百句の応募があり、審査の結果二十三句が発表された。

続く二校時は、国立国語研究所員の三井はるみ氏を迎え、ステージでは教室のような演出によって、方言が全国に広がった様子などがクイズ形式で行われた。(写真上・熱心に授業を聞く参加者・下)

午後から始まった三校時では、金田一春彦氏が作曲家を目指した一面を紹介する「野口雨情を愛した理由(わけ)」、四校時では恒例になっている金田一秀穂氏を迎えた講演が開かれ、会場を訪れた人たちの笑を誘った。