らいらっくクラブが、ボランティア活動
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二月二十日、須玉ふれあい館で、「第二回脱温暖化セミナー〜一歩ふみだせ 未来のために〜」が開催され、バックパッカーの斉藤政喜さんの講演会と、秋田小学校、高根西小学校、高根清里小学校の環境学習事例発表会が行われた。グリーン北杜(北杜市地球温暖化対策・クリーンエネルギー推進協議会)の主催。
冒頭で、白倉政司市長は、「子供たちのこれからのエコ教育に役立つよう、今年の夏休みを利用し、市内の小中学校にできればメガソーラーを設置し、その後は学校以外の公共施設にも設置していきたい」といい、グリーン北杜の篠原充会長は、「化石燃料を燃やしてきたことで地球自身が病んでいる。私たちが温暖化防止に取り組むことで、地球の熱は抑えられるでしょう」と語った。
続いて、グリーン北杜の活動報告が行われた後、高根町在住で「シェルパ斉藤」のペンネームで知られる斉藤政喜さんを迎え、「旅をしながら自然に暮らす」をテーマに、講演会が行われた。
斉藤さんは、テントを持って野宿しながら国内外の山々を旅した写真を見せながら、フィールドを歩くことの良さを語り、「旅先で自然の素晴らしさを知ると、自然を大切にしようと思う。バックパッカーは地球を救うと思う」と話した。
また、八ヶ岳南麓の明るさや開放感を気に入って十五年前に移住した斉藤さんは、自身の家を手作りした経験や十年前に太陽光パネルを設置したことを話し、「自分の家で電気をつくると、節電の意識が高まる。身近なところで幸せを感じられることが、環境を大事にすることやエコにつながる。楽しめなければ続かない。無理をしないことが大切」と語った。