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リュウウェイさんのヴァイオリンコンサート

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北杜市在住のヴァイオリニスト・劉薇(以下:リュウウェイ)さんが、5月30日に高根町の八ヶ岳やまびこホールでコンサートを開く。リュウウェイさんは、「生の音楽を感じるままに楽しんでほしい。多くの人の心に安らぎを届けたい」と話している。(写真)

中国出身で、1986年に来日。東京芸術大学大学院で修士・博士課程を修了し、99年から本格的に演奏活動を開始した。北杜市では、大学院生時代の97年から知人の依頼でコンサートをするようになり、これまでに30回ほど公演しているという。

2年半前に都内から北杜市に移住。新型コロナウイルスの感染拡大でさまざまな音楽イベントが中止になるなか、「地元の人になにかできることはないか。コロナで沈んでいる気持ちを音楽で少しでも癒やせたら」とコンサートを企画した。

国内外で演奏活動を行ってきたリュウウェイさんは、「アジア人の演奏家」として、西洋だけでなく、日本や中国の作曲家の曲の演奏も大切にしており、同コンサートでは、ラフマニノフの「ヴォガリーズ」やバルトークの「ルーマニアダンス」のほか、中国人作曲家・馬思聡の「思郷曲」、「ロンド曲2番」など全12曲を演奏する予定。丸山滋さんのピアノと共演する。

午後1時30分開場で、2時開演。入場料は4000円(ペア券は7000円)で、チケットはエム・バイ・ミュージックスで取り扱っている。新型コロナの感染対策を講じ、3密を避けるために定員は200人となっている。問い合わせは☎080‐5421‐4498(桜井)まで。

また、リュウウェイさんは今年の5月から、動画投稿サイト「ユーチューブ」で、八ヶ岳の大自然の中で演奏する様子を撮影した動画を発信している。チャンネル名は、「劉薇Liu Wei Music」。

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