韮崎エリア

空き家バンクの物件を動画で紹介

webtoday

 韮崎市は、市内への移住希望者や市に興味を持つ人を対象にした「にらさき空き家バンク巡りオンライン内覧会」を3月19日に初めて開き、県内外からの参加者11組13人に市の職員や市内不動産事業者が動画を使って物件を紹介した。

 このオンライン内覧会は、コロナ禍で外出を控えている人や遠方に住む人など、物件を直接見ることができない人に向けて市の空き家情報を伝えようと企画した。

 動画は、今年3月上旬から市の総合政策課の担当者と不動産事業者が協力し、1件約5分の動画を2本制作。各物件の立地や日当たり、景観のほか、床や水回りの補修の必要性などを紹介している。

 当日は、テレビ会議システム「ズーム」を使って、担当者が参加者に空き家バンクの物件を契約した人には、改修費用や家財処分費用の一部を補助する補助金があることなどを説明し、2本の動画を紹介した。

 また、ズームのチャット機能を使って質問を受け付け、物件を内覧する際の注意点の質問が寄せられ、不動産事業者が「壁や天井に染みがあるか」や「ドアやサッシの開閉がスムーズか」、「床下の状態」、「外壁にひび割れがないか」などを確認してほしいと答えた。

 同課の担当者は、「写真よりも動画の方が実際の物件のイメージがしやすい」と話し、4月以降、市のホームページにある空き家バンク情報に動画紹介を追加する予定という。

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